Range Up のカバレッジヒートマップの読み方

Wi-Fi ヒートマップを dBm でやさしく解説します。Range Up のマップの色帯の意味、通話や 4K に必要な部屋の状態、壁の影の見つけ方を紹介します。

このWi-Fi ヒートマップ解説の基本は 1 つです。dBm は負の値なので、-55 dBm は -75 dBm より強い信号です。Range Up のマップは、プラン、素材設定、ルーター位置に基づく予測であり、ライブ Wi-Fi の測定値ではありません。同じ前提でレイアウトを比較し、良さそうな結果は実際の部屋で確認します。

部屋でできることから 6 つの帯域を読む#

帯域 予測信号 実際の読み方
Strong -55 dBm 以上 同じ部屋品質のリンク。負荷の高い作業も快適
Good -56〜-62 dBm 日常利用に強いカバレッジ
Fair -63〜-67 dBm 利用可能。-67 dBm が通話・ビデオの実用的な下限
Weak -68〜-72 dBm 限界的で、再送と揺らぎが増える
Poor -73〜-78 dBm 接続はするが、信頼性を感じにくい
Dead -79〜-90 dBm 実質的に使えるカバレッジがない
白/未塗り -90 dBm 以下 セルに使える信号が届かない
1 つのプランにすべての帯域。白は描画の抜けではなく、使える信号がまったく届かないとモデルが示す場所です。
1 つのプランにすべての帯域。白は描画の抜けではなく、使える信号がまったく届かないとモデルが示す場所です。

ビデオ通話は -67 dBm 以上を目指します。4K ストリーミングや大容量アップロードは -56〜-60 dBm 付近の方が快適です。直接測定する dBm は通常 3〜5 dB 動きますが、同じ前提での相対的な変化を比べるためにマップを使います。dBm チャートでライブ測定の背景を補足できます。

部屋を悪化させた経路を見つける#

ルーターからターゲットまで色の経路を追います。徐々に薄くなるなら、通常は距離が原因です。1 枚の壁、暖炉、浴室、鏡の後で急に影ができるなら障害物を示します。一般的な石こうボードは約 3〜6 dB、配管のある内壁は 5〜8 dB、レンガは 10〜16 dB、鉄筋コンクリートは 15〜25 dB を失います。壁ガイドRange Up の壁設定で入力を現実に合わせます。

部屋全体の平均ではなく、実際に使う場所を見ます。ドアの近くの机は Fair でも、密な壁の裏のベッドは Poor かもしれません。新しい位置が役立つか判断する前に、実際のターゲットセルを指定します。複数階の家では 3D 表示で、影が階段、スラブ、上下に通る石材の中心部とそろうか確認します。複数階ガイドでモデルを説明しています。

帯域に合う対策を選ぶ#

Fair のターゲットなら、慎重に置いた 2 台目の無線機で改善できることがあります。Poor や Dead には、通常最も重い障害物の手前で、ルーターから約 -60〜-67 dBm を受ける候補が必要です。中継器設置ガイドでその考え方を説明しています。

色がオレンジや赤だからといって、中継器を買わないでください。ターゲットがすでに Good/Fair なのに実際の速度が遅いなら、混雑、クライアント機器、ISP を調べます。デッドゾーン解説でカバレッジと似た問題を切り分けます。ルーターへの健全なリンクとターゲットへの到達を両立する候補がなければ、ケーブルを使うかルーターを移動します。

Before と After は、緑の面積全体ではなくターゲットの最終 dBm で比較します。Before/After ガイドでは、+15 dB 改善しても -71 dBm なら不十分で、改善幅が小さくても -60 dBm で終われば有用な理由を説明しています。

Range Upで自宅をモデル化し、マップを機器選びへ変えるときは完全版のWi-Fi 中継器設置ガイドを使います。

機器を変える前に 5 回確認する#

まずルーターを見つけ、近くの開放セルが Strong または Good か確認します。そうでなければ、ルーター上に壁を描いたか、素材設定が不自然に重い可能性があります。次に、ターゲットまでの経路で色が落ちる様子を追います。その後、距離のせいだと決めつけず、壁、床、密な物体とそろう急な影を探します。

4 つ目に、ターゲットを必要な品質と比べます。閲覧だけのゲストルームなら Fair に耐えられますが、毎日使う仕事机や 4K テレビには Good が有利です。最後に、ルーターの移動、1 つのコンセント、有線ノードなど現実的な変更を試し、ターゲットの最終帯域を比較します。家全体のカバレッジ率で、まだ Poor のオフィスを隠さないでください。

マップには家具の配置、通信負荷、ライブの無線環境は見えません。安定した強みは、同じジオメトリを複数の変更で比較できることです。恒久的な対策と決める前に、実際の部屋で勝者を確認します。

よくある質問#

Wi-Fi ヒートマップの色は何を意味しますか?

Strong(-55 dBm 以上)から Dead(-79〜-90 dBm)までの予測信号帯です。白は -90 dBm より悪く、使える信号がないとモデルが予測する場所です。

-70 dBm の Wi-Fi は悪い状態ですか?

限界的です。接続できても再送が増え、リアルタイム通話やビデオの信頼性が下がります。信頼性が必要な場所では -67 dBm 以上を目指してください。

Range Up のヒートマップは実際の Wi-Fi を測定しますか?

いいえ。平面図シミュレーションです。ネットワークをスキャンしたりライブ RSSI を読んだりしません。位置の比較に使い、最終設定は実際の場所で確認してください。

中継器の後、ヒートマップはどれくらい改善すべきですか?

ターゲットの最終信号を重視します。ターゲットが -67 dBm 以上になり、中継器が健全なルーターリンクを保てるなら、約 10〜20 dB の改善が有意なことがよくあります。

圏外を見つけて、改善しましょう

Range Upは、2分で描いた間取り図を部屋ごとの通信範囲マップに変え、中継器に最適な場所を示します。